ルーチンワークをそつなくこなすことはとても大切です。
「仕事が単調でつまらない」
「こんなの俺の仕事じゃねー」
とかいうのは自分の能力を過信している青二才。
通常、社会人3年目までにはそれに気付きますが、
気付くことなく愚痴をこぼす人はさっさと独立でもして自分の能力で稼げばいいだけです。
ただしルーチンワークをこなすことだけで満足しては絶対にいけません。
いや、満足してないとしても、行動に移さなければ同じことです。
日々業務をこなしながら工夫・改善し、行動に移さなければ何も変わりません。
努力する人間を社会は放っておかないが、
努力しない人間を構ってくれるほど社会は甘くありません。
基本的には放置されます。
放置された場合、ちょっとだけ現状維持、あとは確実に衰退します。
衰退とは、年齢が上がるほど社会的な存在価値が無くなっていくことです。
社会的な存在価値がなくなることとは、
個人で言えば減給や退職勧告、組織で言えば倒産。
いわばレッドカードを突きつけられて社会というフィールドから強制退場させられます。
努力努力といっても、アフター5(死語?)までどうこう言うつもりはありません。
趣味やサークル活動でリフレッシュすることも時には必要でしょうし、
そのような活動を営業の一環として活用される方もいらっしゃいます。
(実績が出なければ無駄ですが)
また家族や友人を大事にするために時間を使うこともとても大切です。
しかしそれ以外勉強は何もしない、
仮に勉強していたとしても何も行動に移さない人に将来はありません。
反面、努力することには他に変えられない満足感、達成感などの喜びが得られます。
会社などの組織で、チームでそれができればなお更高まるでしょう。
個人では今までできなかった仕事が任せられるようになり、人間としてのレベルが確実に向上します。
家族や友人に対しても自信が生まれ、魅力的な人間になることは間違いありません。
・・・、
さて、上記の内容は一般常識として社会に浸透しています。
あたりまえのことを、えらそうに書くのが恥ずかしいぐらい。
当社の社員のことを言っているわけではありませんが、
地方ではその一般常識がさほど浸透していないような感じを受けています。
特に私の地元では。
例えば先日当社にお越しいただいた現場監督のSさんのような方をみると「ほっ」とします。
自分の休みの日に見聞を広め、業務に役立てるための学習をし、行動に移す。
すばらしい方だと思いつつ、このような若くてやる気のある方がたくさん居なくては活気が生まれません。
あまりこういう言い方をしてはいけないのですが、
都市部には勉強される方が多く地方には少ない印象を受けています。
ただそれは組織の風土でもあり、(社風にあった人だけ残るという意味で)
地方でもすばらしい会社、社員の方々はたくさんいらっしゃいます。
少なくとも私の廻りにはそのような会社・社員さんが多い。
当社もそういったことが当たり前となる風土をしっかりと作らないといけません。
それも早く。
社会はそれを待ってくれるほど甘くない。
2012年2月7日
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