下関に2度挨拶に行きましたが
お世話になった方へ御礼にいくため下関に行きましたが、
この日も不在でした。。。
先週の日曜日も空振り。
平日なかなか下関に行く用事がなく、
どうしても休日になってしまうため残念。
いつもはそこは開いているのですが、
たまたま事務所がお休みのようでした。
ということで家族サービスだけで終わりました。
それはそれでいいとします。
2012年6月10日 | カテゴリー:ブログ新着, 私事・どうでもいい事 |
2012年6月
お世話になった方へ御礼にいくため下関に行きましたが、
この日も不在でした。。。
先週の日曜日も空振り。
平日なかなか下関に行く用事がなく、
どうしても休日になってしまうため残念。
いつもはそこは開いているのですが、
たまたま事務所がお休みのようでした。
ということで家族サービスだけで終わりました。
それはそれでいいとします。
2012年6月10日 | カテゴリー:ブログ新着, 私事・どうでもいい事 |
>HS さん
只今ラオスにおります。ある意味東南アジアの天然林伐採の最前線でもあります。ご紹介いただきましたポスターを拝見して…色々思うところがあるのですが、2点だけ。
まず、「違法」というのは何をもって違法と言うのでしょうか。例えばラオスの場合、樹木を伐採し丸太を売却するためには、農林省の事業許可と伐採許可が必要なのですが(縦割りのために2つ許可が必要)、伐採許可量の1.5倍から3倍の丸太を搬出するのが通例になっています。酷い時は数倍以上とも。その加減は(ry
しかし、これは書類上は正規の手続きを経ているので、流通上は合法木材です。事業許可・伐採許可証の発行は既得権益化していて、その取得には多額の経費がかかるため、伐採業者はそれに見合う材を出そうとします。背景にはモラルだけではなく、公務員の深刻な低賃金の問題があります。
反面、所定の手続き(大人の事情含め)を経なければ、どんなに少量伐採であっても、違法は違法です。つまり、法制度とは何のためにあるのか、合法であることが本当に森のために寄与しているのか、誰がその判断をするのか、という問題。貴方の国の責任でしょ、で済まされるのか。
もう一つは、焼畑の問題。ポスターの写真では火入れを行った森が映っていますが、この跡は一度耕作した後に放置されるか、ユーカリやゴムなどのプランテーションになるのでしょうか。
今このことの是非は追求しませんが、申し上げたいのは、焼畑という技術自体が悪者としてスポットを浴びることが一因となって(政治的に利用されることで)、特に北部山岳地の焼畑農業のコミュニティや技術が破壊されつつあるということは事実です。
粗放な火入れ→プランテーションと伝統的・持続的な焼畑技術は別途に考えなければならないのですが、一色単に議論されがちになっています。
某氏の言葉ではありますが、「森を守れが森を殺す」とは、まさにこのことではないでしょうか。近藤様のおっしゃいます通り、このポスター、誰に何を伝えたいのか。率直な感想でございます。
>HSさん
なるほど、Aさんのコメントでポスターの意図の理解が進みました。ありがとうございます。ちょっとややこしいですね。
>Aさん
Sさん、すみません、もう少し噛み砕いた理解が必要だといま改めて思っているところです。確かにこのポスター、理解しづらい部分があります。もしかすると、フェアウッドの事務局の案に、政府があれこれ校正の書き込みをしたためにわかりづらくなっているのかもしれません。
>Tさん
違法伐採は日本でも行なわれていましたね。色々な事を考えさせられます。 http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/2009/pr090423_publish_woew.html お知らせ/イベント – FAIRWOOD PARTNERS 木の流れから、未来をつくる。フェアウッド・パートナーズ
www.fairwood.jp
>TMさん
国産材の伐採現場にいる公務員としてちょっと一言。Sさんの仰る。違法と合法の違いの曖昧な点に関しては国内にも大きく存在します。「わが社は合法木材~」とうたう某大手が実は・・・などというのは枚挙にいとまないです。そもそも論ですが、国内で問題となる大規模皆伐の材は最終的にどう流れるかはちょっと調べれば分かります。
ただ、これをもって皆伐が悪だと言っている訳ではないので念のために。あくまでバランスの問題と思っています。
>近藤
皆様、大変勉強になりました。ありがとうございました。今後もAPP,APRILの紙は国内シェアを増やし続けるでしょう。一筋縄ではいきませんがまた意見交換させていただけましたら幸いです。
これで終わりです。
もっと続けたかったのですが、私が閉めてしまいました。。。
外材が悪!というまえに国内でもいろいろと問題があるようです。
色々な葛藤がかみ合っていますが、
当社では合法木材の取り扱い推進と国産の合法性のある紙を使い続けたいと思います。
投稿でも書きましたが、
「国産材で家を建てた人が、東南アジアの違法伐採の紙を大量に使う」
になって欲しくはありませんし、
国産材で家を建てたような意識の高い方は、知っていればまず使うわけがありません。
そのことに気付いていただけるきっかけを作る必要があると思っています。
>近藤 友宏
Sさん、大変わかりやすいご説明ありがとうございました。林野、環境省の管轄でないのですね。。紙パルプは内需型産業とはいえ諸外国などの外的影響をかなり受けやすく難しいです。広葉樹チップの製造ラインを強化しても為替や紙(特に上質洋紙)の消費量に思い切り左右されますから、設備投資の判断も難しいですし、そもそもご指摘のとおり
>日本の森林で環境に配慮された広葉樹の搬出が持続的に可能なのか
と聞かれたとき、「可能です」とは胸を張って言えませんし、「人のことより自分のところの森林を何とかしろ」といわれると言い返せないかも。。
しかし環境省のポスター、いったい誰に何を言いたかったのでしょうか。
考えれば考えるほどわかりません。
>近藤 友宏
Aさん情報ありがとうございます。きっと働きかけが及び腰になる理由が、私が知らないだけでいろいろとあるのだと思います。また機会があれば教えてください。大手製紙会社の輸入チップは、自社海外社有林から生産されたものが多いのでしょうね。。。
ただ、当社のお取引先の製紙会社は国産材の使用率を上げていただいてますので、関係者の一員として何かできることをしたいと思っています。6月1日 0:59 ・ いいね!いいね!を取り消す ・
>Sさん
Aさん ありがとうございます。
本当に、自国を守る政策が省庁を横断してお願いしたいですよね。
もっと、関税をかけろ! と 言いたいところですが これまた 建築業界の反対にあうかもしれませんね(笑) いや、それより 自動車や製造業の反対がきついかも・・・ですね。日本の場合は、なら、自動車の輸入関税あげちゃうよって脅されて、屈してしまうというパターンかも。
近藤さん
基本的に、環境省は 伐採はよくないと 伝統的にずっと言ってきた所です。ポスターも古紙100%でしょ(笑) CO2吸収源の事もあって、やっと 間伐材入り紙はOKになったのです。すごい、進歩です。ポスターは、何もおかしくないです。これからは、環境省がお友達です! (笑) 針葉樹をたっぷり混合した紙でもきれいに印刷できる機械やインクの開発を期待しましょう。
インドネシア環境省はAPPとAPRILに対して違法伐採で22,500万ドルの損害賠償を請求を訴える
http://archive.mag2.com/0000147706/20120531200000000.htmlフェアウッド・マガジン-世界のニュース [まぐまぐ!]
archive.mag2.com
環境に優しい木材を推進するため、違法伐採問題、森林管理や林産物の認証、森林経営や林業、そして環境問題に関する情報を、研究者、業界、NGO、消費者、政府などさまざまな分野から集めて、皆様にお届けします。
>Aさん
近藤さん はじめまして。
このポスターですが、たぶんフェアウッドキャンペーンが主導したものだと思います。というのは、現在の日本で違法伐採対策として制度化されたものは、グリーン購入法による政府調達への制限(違法伐採木材・木材製品の使用禁止)だけで、民間調達には特に規制はないのです。しかも、違法性の根拠は、「産地国の法律に違反していること」だけで、逆に言うと、産地国の法律に違反していなければ合法木材として扱われてしまうのです。そのことの不備をフェアウッドキャンペーンの構成団体であるFOEジャパンなどは強く指摘しています。
そうした状況下で、制度を講じる側の政府の一員である環境省が、民間業者に自粛を呼び掛けたり、違法伐採材が国内に流入していることを認めるような発言をしたりというのは、ちょっとしっくりきません。なぜなら、「そういう意識があるなら、なんで法律で規制しないのか」との誹りは免れないからです。
なんかややこしくなってしまいましたが、結局、このポスターは、フェアウッドの事務局が、「日本政府の規制は不十分」だという意識を持ちながら、「だから、自主規制するしか今は方法がない。みんな意識を持って!」と呼びかけるためにつくったんだと思います。環境省はいわば「後援」として名前賀しをしているような感じでしょうか。あるいは、本当は環境省としてもきっちり規制をしたいんだけど、それがままならないから、ここに名前を出すことで、政府としての対策が不十分であることを暗に訴えようとしているとか。
続きます。
合法木材・違法木材の定義から省庁のジレンマまで。
深いです。
>近藤友宏
この場を借りて申し訳ござませんが問題提起させてください。
環境省のポスター
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=11018&hou_id=9474
違法伐採された製品は使わないように言われています。
…
現在、違法伐採された木材製品は日本国内にてどこに使われているのか?
私の浅い認識の範囲では、建築用材はほとんど合法であると思います。
(合板、MDF等はわかりませんが使用率は低そうです)
では違法伐採の木製品は何かといえば、大半が紙、特にコピー用紙だと思っています。
具体的には書きませんが東南アジアのものです。
すでに国内コピー用紙の4割は外国製品が使用されているそうですが、大半が違法伐採された「木製品」です。
大手ネットショップでは1箱で2本植林するとかホームセンターで販売されている格安コピー用紙も植林材を使用していますなどPRされており、普通の人は違法伐採の木製品を使っていることに気付きにくいようになっています。おそらく、国内林業業者、国産材(地域材)を使用を売りにしているビルダーさんの中にも知らず知らずに使っている方は多いと思います。何せ4割ですから。
ただでさえ広葉樹の用途はほとんど無視され、針葉樹もFIT制度で紙パルプ用チップの存在感が薄まる中、海外の違法伐採材を使った製品を作っている会社がシェアを増やしている。紙パルプ産業だけの話でなく、日本いや世界の林業の問題につながると思いましたので提起させていただきました。
>Yさん
どう考えたらいいのでしょうね。人類の課題ですね。人工は増えるでしょうし、便利な暮らしを求めるでしょうし。人類の拡大は止められないとしてどう考えたらいいのか。まずは自分に出来ることをするでしょうね。
>近藤
googleで検索したら実名挙げて環境や人権問題にまでなっていましたが、そこまですると強制的な印象を受け、一般の方は辟易してしまう気がします。ネガキャンによる一般ユーザーへの問いかけというよりも、日本の製紙メーカーの頑張りと国の施策に期待したいです。
>近藤 友宏
Yさん、コメントありがとうございます。建築ではずいぶん前から国産材回帰が言われ実際使われているに関わらず、紙パルプは置いてけぼりな気がします。自分にできることとして「国産材を使わなきゃ!」と国産材で家を建てていただいた方が知らず知らずに違法伐採コピー用紙を使う。便利な暮らしのため安い方を買うのはしょうがないとしても、建築業界では違法伐採の材はほとんど出回っていないのはなぜでしょう?中国産材でもFSCのマークが付いてたり。もっと勉強したいと思います。
>Sさん
以前、私も役人の方に「どうして?」「もっと、関税がかけられないのか」と聞いた事があります。これは、林野庁でも環境省でもなく、外務省や経産省、財務省の管轄かな、輸出や原油の輸入と引き替えなのかなと。開発途上国の支援が絡んでおり、紙製品は、関税がゼロだったと記憶しています。
違法伐採であっても、輸入量を減らす訳にはいかなかったという所ではないでしょうか。
ただ、安いコピー用紙が輸入される事で、国産の紙の製造量や国産のチップ材の量が減ったり価格が安くなった訳ではありません。変わったのは、コピーの使用量が増えたのと、紙の価格が安くなった事で、製紙会社や販売されている方の利益が、少なくなって経営がきつくなったという事でしょうか。
ちなみに、国産広葉樹は、m3あたり針葉樹の1.75倍の価格です。輸入広葉樹と比べても、そう変わらないよい価格で買い取られている時期もあります。製紙会社も、為替等に影響されない広葉樹が国内で手に入れる方が、本当はありがたいはずです。更に、違法伐採とは別に、環境方面でいうと、輸入している広葉樹チップは ユーカリなどの早く大きく育つ木で、畑のような所で育てられており、持続可能な森林と言えど、緑の砂漠と言われ、植林前の原生林の伐採や生物多様性で問題になりかけていたりもします。
コピー用紙や印刷用紙は、広葉樹の短い繊維でないとなめらかにできないそうですが、日本では、まだ広葉樹を伐採する事への抵抗は強いですし、環境に配慮した広葉樹の伐採については、ほとんど議論もされていません。国産チップ中の広葉樹のしめる割合は1/4もありますが、国産が強調されていませんよね。又、環境省管轄のグリーン購入で点数も低いです。国産の紙を増やすのは、林業の方のがんばりにもかかっているのかもしれません。が、原料の広葉樹チップでも今の7.5倍、インドネシアからのコピー用紙の輸入をやめると、もっと必要になってきます。日本の森林で環境に配慮された広葉樹の搬出が持続的に可能なのかという問題にぶちあたります。
使え!と言ったら、よその国の事より、自分たちの国の森林をなんとかしてから言ってくれと言われそうですよね(笑) ちなみに、少し前の情報では、インドネシアで違法伐採に対する取組みがはじまったようです。
又、建築材でも 違法伐採かもしれないいう木はあります。
長くなりましたので、この話は 機会があれば 又。長文 お許し下さいませ。
>Aさん
先日、都内で開催された違法伐採関連のセミナーに参加したんですが、アメリカ、EU、オーストラリアでは違法伐採対策を強化する新たな制度が導入されるようです。
その制度構築にあたっては、国内の林業・木材産業界の積極的な働きかけと協力があったとか。それは、違法伐採による安価な木材製品が自国に流入することによって不利益が生じるのを未然に防止しようという意図が働いていたからだと思われます。それともうひとつ、見過ごせないのが、アメリカやEUでは木材の自給率が高いので、輸入材に対する水際措置が業界内でコンセンサスが得られやすいということです。
翻って日本の場合を考えると、なんだかんだいっても外材が7割以上のシェアを占め、おそらくは違法伐採材を含む外材の商いで事業を展開している業者もたくさんいるわけです。ですから、政府に対する業界としての働きかけもどうしても及び腰になってしまう。
こうした背景もおさえつつ、この問題への対処を検討する必要があると思っています。
続きます。
ずっと疑念に思いつつ、
なぜか流通している「外国で違法伐採された木で作られた紙」。
特にコピー用紙で顕著で、その国内シェアは4割とか。
安い紙は大体それに合致しているでしょう。
Web上やホームセンター等で普通に販売されています。
なぜ見過ごされているのか?
環境省が作ったポスターには使うな!と書いてあるのに。
思い切ってfacebookに投稿してみました。
すると、大変深いことが多くわかりました。
大変価値の有る内容をそのまま流したのではもったいないと思い、
投稿していただいた方の実名はここでは避けるとして、
facebookという公共でやりとりされた内容をここに残しておきたいと思います。
続きます。
お得意先の建材部門の方から以下のようなお声掛けをいただきました。
「県産材のニーズが公共工事等で高まっているが、
県産材の内装材で良質の製品を出せるのはシンラテックさんだけなんですよ」
と言っていただきました。
仮にお世辞としても大変うれしいことです。
一方で、要求もありました。
「品質が良すぎるから、生産量と価格が問題になってくると思う。この点は話をさせて欲しい」
ということでした。
西日本全域を見ている方からの提言は大変ありがたいです。
当社では主に地域ビルダー様向けにオーダーで生産しています。
その中で、ビルダー様と打ち合わせを行い、
まずは品質を向上させることを第一としました。
住宅で直接肌に触れるわけですから、当然といえば当然です。
一方、公共工事の場合は新築住宅ほどの繊細な品質は求められません。
学校等で上靴やスリッパが履かれますし、
そもそも磨耗が激しいため良質でも並の質でもすぐにわからなくなるでしょう。
その場合、品質よりも納期・価格面での優位性を求められます。
当社でも企業努力は継続中で、
できれば品質を保ちつつ、短納期・価格が下がる工夫を試行錯誤していますが、
なかなか品質を保つことが難しい。
従来も住宅用と公共工事用ではいくばくか品質面で差が出る工夫はしていましたが、
ニーズに対応できるよう、一定の線引きと基準が必要です。
建材担当者の方としっかり意見を交換し合いたいと思います。
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