表題は河崎先生に大変失礼かもしれませんが、
個人的には日本の製材業においてもっともっと目立っていただきたいという思いからこの表題にしました。
以前にもブログでちょっとだけ書いたかと思いますが、
製材業にとって、岡山県にすばらしい方がいらっしゃいます。
岡山県農林水産総合センター森林研究所の河崎弥生先生です。
林業・製材業は自然のものを地方で取り扱うため、
市場における立場から他の産業に比べるとどうしても先進的技術が投入されにくく、
技術的に単純な内容と思われたり、思想的な話が技術より先行する傾向があると思っています。
(当然、思想的な話というのはモノによって大変良い作用をもたらす場合もありますが)
そのような業界において、
理路整然と現状を分析され、それを適切かつ分かり易い表現を用い、
さらに実体験に基づいた上で問題点や今後のことを語る方がいらっしゃいます。
それが河崎先生です。
むろんこの業界においては日本においてもすばらしい方はたくさんいらっしゃいますが、
同じ中国地方ということもあり、個人的には河崎先生をもっとも信頼しています。
先日も質問させていただいたのですが、ご多忙な中大変勉強になるご回答をいただきました。
これを私一人(当社)だけで抱えるのは日本の製材業にとって良いことではありませんので、
HP上で公開したいと思います。
質問は、大略でいえば
「高温乾燥の構造材と、中低温天然乾燥の構造材で品質面がどちらが優位か」
です。
同業者の方も、建築関係の方にも読んでいただいて参考にしていただきたいと思います。
また過去の質問内容もゆくゆくは公開したいと思います。
(過去分は先生に許可を取った上で。私の恥ずかしい素人質問もありますが・・。)
まずはブログ上で明日分から公開させていただきます。
※注:先生は本当にご多忙な方ですが、
業界のためということで私レベルの人間にも丁寧にご解答していただいています。
このブログをみて先生に基本的な質問が多くいってしまうことは先生の時間を奪うことになりますので、
私にとって不本意です。
個人的なお願いですが極力木材の教科書に書いてある程度の知識がある方以外の方は、
先生への質問はご遠慮していただきたいと思います。
また質問された方は質問内容の回答をぜひシェアしていただきたいと思います。
2011年11月9日
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