森林整備加速化・林業再生事業の用途
国の施策である、森林整備加速化・林業再生事業が3年間延長されることになりました。
そもそも当社は木材チップ製造会社だったわけですが、
平成21年度にこの事業を利用して、製材・木材加工業を始めた経緯があります。
(H21年度事業とはいえH22年12月1日稼動ですが;;)
H23年度で終わる予定だったのですが、先の国会で延長することが決まりました。
本日山口県木材協会からFAXが届き、来週月曜日までに要望をあげるように言われています。
日にちありません。。。
当社は1度木材加工で利用させていただいたので、素材生産の方で使えないか早急に検討を始めました。
高性能林業機械、とても欲しいですが当社で使いこなせるか。
これを機にバーク粉砕機を導入するか。
どうしても1会社だと、設備に目が行ってしまいます。
一方日本製紙㈱の松本林材部長代理は、
「補助金は箱物などの設備をやめて、境界と林道に全金額をつぎこむべきだ」
と以前から主張されていらっしゃいます。
つまり、
境界と林道整備をしないといつまでたっても生産経費が下がらない
→国内林業は海外との競争力が、いつまでたってもつかない
→結果自給率があがらない
→補助金の意味が無い
ということで、これは私もごもっともだと思います。
確かに国有林だけでなく、市町有林などの公有林で林道整備すれば、
その市町村の公共工事で地域材がもっと使えるようになるのに・・・
1会社を運営している私は、やはり設備で申請する予定です。
でも、うーん、、、国内林業、これでいいのか?