公共施設に地域材を使うための勉強会
この日は第2回目なのですが、
公共施設に地域材を使うための勉強会と講師の方々の視察が行われました。
九州大学の藤本先生と、森林総研の長尾先生を招き、
東京などから設計士の方々、木構造振興の方などです。
元来、弊社は構造材をほとんど生産しておりませんでしたが、
今年3月に木材利用の先進企業である熊本県の新産住拓様を見学して、
大きく考えが変わりました。
現在生産量を少しずつ増やして、工務店さんのニーズにこたえる体制を築いているところです。
また、地元の建築物に使っていただきたいという思いも非常に強く思っています。
一方で、公共施設等で求められる木材を出せる体制を構築しなくてはなりません。
皆様からいろいろな助言をいただきながら、弊社でもお役に立てるのではないかと思うようになりました。
特に九大の藤本先生から、弊社が考えている木材乾燥法について、
「それはとてもいいと思いますよ。やるべきだと思います。」
と言っていただきました。
構造材をやるにはどうしてもプレカットが必須なことや、
幅広対応のプレーナーなど設備面での壁がありますが、
ニーズがそこにありますから、まずはチャレンジしたいと思います。