錦江会(日本製紙㈱様)総会に出席しました
この日は日本製紙㈱様に木材チップを納入している関係業者の会合がありました。
会の名前は「錦江会(きんこうかい)」といいます。
日本製紙㈱岩国工場を基点としてますので、
錦川を意識された名称だと思われます。
広島、島根、福岡などの業者の方々がいらっしゃいました。
業者といっても大御所がたくさんいらっしゃいます。
例えば山口県で年間15万立方メートル製材されるマルホ様。
中国地方の原木収集ではトップ、広島の山崎木材様。
その他各地区の林業界を代表する方々がいらっしゃいました。
(私は片隅に座るのみです。。。)
まず昨年の東日本大震災で大被害を受け、
復旧されたようすのビデオを拝見しました。
石巻工場等、内部の写真や映像を見たのは初めてです。
被害の悲惨さと共に、復旧に立ち向かう方々の姿、
無事稼動した際には、皆さん固い握手と抱擁、涙の姿もありました。
長年お世話になっており、さらには日本の林業に多大に貢献されている会社です。
改めて自分たちでできることは何かないか、考えるきっかけになりました。
いろいろな方の話を聞かせていただきましたが、
最も気になっていたのがFIT制度の影響です。
勉強・情報不足のせいで、今後C材の行方がどうなるか怖くてなりませんでした。
当社の最大のメリットであるカスケード利用が根底から崩れる可能性もあります。
・まずとにもかくにも原木を収集する。
→A材は当社で製材、B材は隣の県へ合板に送り、C材は製紙パルプ用チップ。
これは製材工場とチップ工場がくっついているからこそ容易にできることです。
まだ不透明なところが多いようですが、基本的に皆様前向きな発言が多かったです。
要は、木材の需要増であることは間違いないということで。
多くの方と意見交換もでき、大変中身の濃かった1日でした。