製紙用チップ全国1位、広島県の山崎木材様
前日岩国市に宿泊した関係で、
この日は朝に日本製紙木材株式会社様・岩国営業所に行き、
稲葉所長と意見交換。(というより情報提供していただく)
その後、周南のお客様の現場で建具取り付けの確認に行き、
(写真UPはできませんがとても良いものができたと思っています)
デスクワークが溜まっているため、月末でもありますし急いで帰りました。
さて昨日の話でとても印象に残ったことがあります。
広島県庄原市の㈱山崎木材様、社長のお話です。
知らなかったのですが、調べてみると国産材製紙用チップ製造では日本1位だそうです。
その他、原木流通でも多大な量を扱っていらっしゃいます。
中国木材さんが大朝に工場を出されたのも山崎さんの存在が大きいでしょう。
その山崎社長、32歳のときに代表者になられたそうですが、
(現在60代半ばぐらいだと思います。)
当時は法人格もなく、チップ製造業者の集いでは最下位だったそうです。
当時、絶乾トン数で約200トン。
確かに今の数量からすれば信じられないような少なさです。
そのとき、ある方から
「いつまでその地位に甘んじてるつもりか!上を目指さんか!」
と言われ発奮したそうです。
それから最下位の会社が日本1位の工場になられたわけです。
その間のご努力には本当に頭が下がります。
小さいがゆえにたくさん悔しい思いもされたと思います。
山崎社長は皆さんの前で話されるとき、感無量になられ、涙されました。
本当に苦労して成功された方でないと出ない涙です。
その他、島根東部の雄・須佐チップ工業の藤原社長とも話をしていただき、
大いに発奮しました。
私は山崎社長や藤原社長ほど努力をしているのか?
力を入れている分野が違うとはいえ、足元にも及びません。
今、いろいろな会合に出席する機会が増えてきましたが大体が末席です。
チップだけでなく、製材、お客様(ビルダー)の業者会、長門市内で行われる会合など。
絶対にその地位に慣れてはいけない。
甘んじてはいけない。
現状に、悔しいと思わなくてはいけない。
山崎社長や藤原社長から勇気をいただきました。