先進地熊本視察・林業全般の大手~株式会社南栄様~
アベノミクス
消費税増税前の住宅駆け込み需要
自然素材への注目度UP
お得意先が皆様伸びている
バイオマス燃料への移行
etc
などで、どうやら住宅業界・林業製材業界全般で忙しいらしいです。
当社も何とか例外でなく、幸いにも工程スケジュールが埋まってます。
そのような中、かねてから「見たい!」と思っていた2社様の視察に行きました。
留守を頑張ってくれている社員のみんなに感謝しつつ、
しっかりと学び、この激動の時代を生き残るヒントにしたいと思っています。
これは木材加工でお得意先であるM社のA様と林業でお得意先のN社のY様にお願いし、
熊本県を主体に頑張っていらっしゃる別業種の名門2社同時訪問に繋がりました。
改めましてA様Y様ありがとうございます;;
さらに九州新幹線がつながっているにもかかわらず、経費削減のため朝5時出発、車での移動です;;
まずは林業全般に関わる面で九州でも大手である株式会社南栄様を訪問しました。
(その前に、日本製紙木材株式会社様・八代営業所を表敬訪問)
林業に関わる業種全般を事業とされているため、
話を伺いながら林業全般の動きが非常によくわかります。
特にFITによるバイオマス発電所への集材は大きな問題になりそうです。
(いや、むしろ大チャンスともいえます。会社の舵取りのセンスが要求されそうです)
南栄様の特徴は、伐採前の段階で、売り先がすでに各製材工場等に決まっていることです。
つまり中間土場というものをあまり必要とせず、
造材の段階で径級・等級を仕分けられ、中間マージンや輸送コストを省いていらっしゃいます。
当社の集材は広葉樹(C材)がメインで、南栄様は針葉樹(ABCD材すべて)と用途・規模が違いますが、
今後のことを考えた場合非常に参考になりました。
林業で収入を得ることは非常に難しいのですが、
トータルでしっかり収益を考え、実践されているのはさすがです。
最後、センター長の栫(かこい)様、柳田林業の柳田様、弊社・村上と撮影。
栫様、柳田様、本当にありがとうございました。
山口県、長門市の林業のため、この日の内容はしっかりと生かしていきたいと思います。
この日は15:30に見学を終え、すぐそばの「多良木プレカット協同組合」様に行きました。
これは別ブログで記載したいと思います。