木材を乾燥させるのではなく、木材の水分管理をすること
この日は広島・福山市からウッドコンサルタントの井口さんを講師に招き、
木材の全般に関する講義を社員6名で受講しました。
当社は若い社員が多いのですが、
これまで、きちんと木材について教えたことがなかったので
思い切って工場を半日ストップし講義を受けてもらいました。
日曜日に結婚式を挙げたK君はさすがにしんどそうでしたが
目をこすりながら必死に聞いていました。
ただ今日の授業は井口さんもおっしゃってたように、
あくまで触りです。
次回の講義がもっとも大事になってくると思います。
今日の話で印象に残ったのは、
「木材を乾燥するのでなく、水分管理をすることだ」
とおっしゃられたことです。
確かに乾燥といったら、
表面だけ乾かしたものを乾燥材といったり、
葉がらし処理も「乾燥」という方もいらっしゃいます。
含水率は減っているため乾燥といえなくはないのですが・・・
乾燥させても含水率30%以上なら収縮前の「生材」といえますし、
使用箇所や樹種によって目標とする含水率は異なりますので、
適切に「水分管理」をする
という表現を使ったほうが良いというのはごもっともだと思います。
これから当社製品の説明の際には、
「当社の木材は適切に水分管理しています」
と説明するようにしたいと思います。