この日はお取引先の現場監督であるSさんが来訪されました。
今日の午前中に連絡があったのですが、
「今日自分が休みなので工場見学させていただきたい」
とのことで当然OK,見学していただきました。
今年24歳のSさん、これまでも休日を利用されて
近隣の日本建築物を見学された様子がFacebookに載っています。
休みを利用されて普段いけないところに行き、
いろんな角度から勉強されるその姿勢に対し本当に感心しました。
こういった方は今後、確実にもっと上の仕事ができるようになると思いますし、
山口県の住宅レベルの向上にこれから直接貢献される方になるでしょう。
今後もぜひお付き合いさせていただきたい方です。
ふと自分が24歳のときを思い出すと、
自分のことをこう言うのも大変恥ずかしいのですが、
なんだかんだで休日は仕事と勉強、読書をしていた記憶があります。
(もちろん遊んだり、寝てだらだらしてもいたこともありますが)
24歳とはいえお客様からお給料をいただく身分。
仮にもコンサルタントとして自分の業務に責任を持たないといけないため、
残業・休日出勤手当て無しでもクライアントのオフィスに出ていました。
自分の勉強不足を時間・労力でフォローしなくてはならないと自覚していました。
一方ここのところ社員を募集しており面接を受ける機会をいただいておりますが、
私が感じる違和感の一つとして、
「私はだらだらと残業するのがいやで、定時ですませたいタイプです」
といわれる方が中にいらっしゃることです。
この発言をする方は、自分の能力に自信のある方か、身の程を知らないかのどちらかと思います。
もちろん前者の方には過去何人も会ったことがあります。
仕事が明らかにできるタイプで、影で努力することが当たり前という方。
最近読んだ本で言えば「佐々木信夫さん」というすばらしい方がこれに該当されます。
逆に例えば新人がこんなことを言ったら「馬鹿!」と一蹴されます。
当社は今のところおかげさまでお仕事をいただいており、
社員は遅くまで頑張っていただいていることが多いですが、
決してだらだらしているからではありません。
これははっきりと断言できます。
業務も「やらされている」から「自分でやる」にすでに変わってきており、
その責任感からの残業であると信じていますし、実際そうです。
時間当たりの生産量は1年前に比べあきらかに増えています。
ただ、今日いらっしゃったSさんみたいにトコトン自分の業界を勉強しようとする姿勢は、
これから会社全体でそういった社風になるよう、取り組んでいきたいと思います。
さてSさんをみて、皆どのように思ってくれたでしょうか。
2012年2月4日
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