紙はどこへ消えた?
本日は朝から工場にて急ぎの加工対応。
お昼前に日本製紙木材㈱の営林担当の方が来訪、
打ち合わせを行いました。
その中で
日本製紙㈱石巻工場の話題が出ました。
生産再開が遅れ気味とのことですが、早い再開を心からお祈りします。
ところでこの工場は世界でも有数の製紙工場であることは前のブログでお伝えしましたが、なんと日本国内の紙パルプ生産の約3割を担っているほどの巨大工場だそうです。
そこまでの規模とは知りませんでしたが、
日本での生産が3割減るってことは、普通パニックになるのでは?と思います。
しかし世界はもちろん日本において「紙がない!」という話は聞いたことがありません。
製紙業界において、アジア最大の生産量を誇る会社は、残念ながら日系企業ではありません。
APPというインドネシアの会社です。(※1)
日本製紙さんもかなり警戒されています。
不況による需要減もさることながら、
おそらくこの会社を始め、輸入品が代替品となっているため紙不足にならないのでしょうか。
しかし、3割ですよ、3割。。。
なにかおかしくないですか??
※Asia Pulp and Paperの略だそうですが、アジアを頭に付けるとは。。
アジア代表ということでしょうか。
しかしながら、このAPPという会社の評判は、Web上で検索されたらよくわかると思います。
せめてこのブログを見られた方は、正しい製品を利用していただきたいと思います。
日本製紙さんの紙は100%合法木材です。
2011年7月8日 | カテゴリー:業界のこと |