苦戦その2
昨年後半から新規製品として地元の広葉樹を乾燥していましたが、
その材の乾燥が今日終わりました。
期間は約15日です。
構造材では2週間程度かかるのはあたりまえですが、
板材(粗寸法で厚さ40ミリ)でこれだけかかるのですからコストは当然上がってきます。
おそるおそる含水率をあたってみたのですが、
残念ながら内装材の製品にするには高い含水率(18~25%)でした。
目標12~15%程度にするためもう一度乾燥させる必要がありますが、
ここまで乾燥ができていれば5日程度でできるとのことです。
フローリング材は上々の乾燥状態で製品化は実質可能となりましたが、
まだまだ厚物は苦戦しそうです。
とはいえ国産広葉樹の製品化はあまり手の付けられていない状態ですので、
(というよりも手をつけた人たちの大半が引いてしまった、が正解でしょう)
チャンスでもあります。
今は他社にない良品を製作するため、我慢を続けます。