燃料用チップ>パルプ用チップ?
パルプ用の木材チップの原材料のうち、針葉樹がなかなか集まりません。
森林組合の原木共販所、民営の原木市場、森林組合の方からそれぞれヒアリングしたのですが、
やはり前にこのブログで書いたとおり、中国電力のバイオマスエネルギー用として、
素材生産者さんが直接粉砕される飯森木材㈱さんまで持っていかれること、
あるいは少々傷み等あっても合板用に引き取ってもらっているとのことです。
今までB級の合板にもならないC級材として自動落札されていたものは今や完全になくなり、
当社に持ち込みされる量も減りました。
中国電力と森林組合との協定(飯森木材さんも含む?)の補助事業は今年度までで、
来年度からはどうなるかわからないとのことです。
当社としては来年以降の動きに十分に注視する必要があるのですが・・・
(今年度は情報収集があまりに遅かったことに対し反省。。)
つまり山口県では燃料用チップ>パルプ用チップってことになるわけで、
海外から多量のパルプ用チップを入れて、国内のC級材のチップが燃料用になる。
燃料用も必要なことは理解できなくも無いのですが、
どうしても違和感を拭い去ることができないなぁ。。
うーん・・・