工場見学は中止にしません
先日のブログで、工場見学の中止を検討していました。
理由は、一言で言えば「恥ずかしい」。
他の製材工場等を見させていただいたことがあるのですが、
当社が他社に整理整頓の面で、(現段階では)劣っていると思っています。
そういえばこれまで何度か見学にお越しいただいた方々に対し、私が
「工場を立ち上げたばかりで体制がまだ整っていない」とか、
「社員が辞めて欠員補充ができておらず整理整頓が行き届かない」とか
よく言い訳をしていることに気付きました。
ただし、先日別件だったのですが、
木村社長からいただいたメールを見て考えが変わりました。
私の考えが未熟だったと大変反省していますし、
言い訳をしていた自分こそ大変恥ずかしく思います。
また、このようなメールをいただいたことは本当にありがたいことです。
このメール、私一人で止めておくにはもったいないので、
その部分だけでも紹介したいと思います。
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(前略)
工場見学の受け入れ中止を検討されているようですが、
見学してよかったと思うかどうかは自社の判断ではなく、見学者の主観です。
恥ずかしいと思う心はあって不思議はないですが、
来社したお客様に指摘していただくことによって、変化が速まることもあります。
工場見学に来るということは、シンラテックさんに興味があって
来社する人が大半でしょう。興味をもって工場を見学する人から
どこを変えたらいいかというアドバイスをいただくことは大事なことです。
当社も以前はかなり構内が汚かった
(当社会長は日本一汚い工場だと茶化していたことがあります)が
その当時でも、工場を見学して否定的なことを言うお客様はほとんどいませんでした。
当社の昔を知るお客様が来社したときに、「昔の構内は汚かった」という
話をいただくことがあります。それも、昔を知っているからこそ話せることだと思っています。
将来ありたい姿を考えて、そのためにどう動くかを考える上において
シンラテックさんを見たいというお客様には工場を見ていただいたほうがいいと私は思います。
自社を考えるときに、外部評価は貴重ですから。
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